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<青年部> 
■ 環境教育プログラム作成に向けて講習会開催
 青年部(浅井明利会長)の平成26年度7月全体会議が、8月25日(月)午後1時30分より、愛知県産業労働センター ウインクあいち1005会議室にて、青年部会員21名が出席して開催されました。  永井弘児副会長の開会の辞の後、浅井会長の開会挨拶があり「本日は教育情報委員会の皆さんが1年を通して環境教育のプログラム作りをやっていこうという企画をいたしました。実は昨日近畿ブロックさんのご協力のもと、琵琶湖の外来種の問題について学ぶ機会があり、多彩な環境教育の在り方を知りました。」と述べました。永井雅大教育情報委員長から講習会の説明がありました。  その後、講師の国立大学法人豊橋技術科学大学学長補佐、環境・生命工学系准教授(工学博士)後藤尚弘先生から環境教育プログラムを作成するにあたり、基本的な教育に必要なこと等環境教育の体系について話がありました。  講義後は、4名ずつのグループに分かれブレーンストーミングを行い、各グループでは活発な意見交換が行われ、その後各グループの代表がまとめの報告をしました。

■ ゼロ・エミッション工業団地視察研修開催
 青年部(浅井明利会長)の平成26年度9月全体会議として青年部視察研修委員会(加藤秀夫委員長)担当のもと、9月17日(水)、18日(木)の1泊2日の日程で、川崎ゼロ・エミッション工業団地の視察研修が行われ、青年部会員31名が参加しました。
 参加者は正午に新幹線新横浜駅北口に集合した後、チャーターした観光バスで視察地の川崎市の川崎ゼロ・エミッション工業団地に向かいました。
 到着後、この工業団地を運営する川崎市エコタウン会館の会議室に入り、川崎市経済労働局国際経済推進室担当係長 小林昭一氏から資源・エネルギー循環の取組の現状やエコタウン事業の概況について説明を受けました。
 川崎ゼロ・エミッション工業団地は、半径約1.5km圏内に廃プラスチック高炉原料化施設、家電リサイクル施設、今回視察研修する難再生古紙リサイクル施設など6つの資源リサイクルの拠点施設があります。
 今回視察研修で訪問した難再生古紙リサイクル施設は世界初のゼロ・エミッション製紙工場として注目を集めているコアレックス三栄東京工場で、古紙からトイレットペーパーを生産します。
 同社では、静岡本社営業部係長 井上雅善氏の案内で工場を見学しました。古紙が搬入され、再生紙を製造する工程から、大量のトイレットペーパーが生まれる生産工程を見学しました。リサイクル工場というより、まさに生産メーカーの工場をみているような迫力と規模の大きさでした。
 また、工場内で発生する放流水で水力発電を行うことや、PRFを燃焼する際に発生する熱エネルギーを蒸気として再利用するなど資源の「工場内循環」を実現しています。また、灰はセメントの原料に再資源化しています。資源を無駄にしない徹底ぶりで、工場はまさにゼロ・エミッションでした。